ひまわり 小学4年生 作

創造するという言葉の意味は「最初に作り出すこと、人真似ではなく新しいものを自分から作り出すこと」です。

発明、新しい考え方などオリジナリティの強いものに対して使うことが多い。(ウィキペデアより抜粋)

自ら作り出していくことが造形では非常に大切なのです。

創造は教えられませんが、創造に向かうべく過去の情報や方法・技術を伝えることはできます。

子どもの育つ力に信頼を持ち、子ども自身を育つ存在として捉え主体性を尊重して見守るという大人の姿勢が問われます。
自立した人間になるために、子どもの主体性、自発性が十分保証されるような環境でなければなりません。

必要に応じて働きかけ、子どもの主体性に寄り添いながら伝えていくことが求められるわけですね。
その手法や方策を皆さんにご提供するのがアトリエの役割のひとつです。
ですから、私はArt TeacherではなくてArt education directorでありfacilitatorといったほうが似つかわしいかもしれません。

その子の表現を大切にするならば、どんな色で描こうが、どのように表そうが丸ごと受け入れ、「あなたはそうゆうふうに感じていたんだね、そういうふうに思ったんだね。」と共感することがとても大事です。

人まねでない自分のオリジナルを自分のスタイルを、様々な体験を通して子供達には見つけていただきたいと願いつつ、みなさんとのアトリエ時間を過ごしています。