気候も良い時期になりましたので、年少さん基礎造形クラスでは絵の具遊びをスタートさせました。
5月最初のお稽古は、ママと離れてのお稽古スタートですから子どもたちも緊張していたと思います。
ちょっとドキドキの5月のお稽古が始まりました。

今日は大きな紙に描きます。
紙の上でゴロゴロ。
紙の大きさを体で確かめます。

赤・青・黄色の3つの色でスタートです!
最初は恐る恐るだったのがだんだんとダイナミックに大きく手を動かし始めます。
そのうち絵の具の上に立ってみたり。。。
しりもちをついたり。。。
どんどん活動が大胆になります。

みんなの力をあわせて紙全体がとてもカラフルになりました。
まだ塗られていない場所を探してまるで宝探しのようでした。
「み〜つけた!」
といって刷毛を動かします。
「あ〜、穴が空いてるよ、なんで〜?」
と新しいことを見つけてなぜだろうと考えます。
主体的な活動になりました。

いっぱい活動したので手足が汚れましたが、自分でふきます。
すごいね!自分で拭けたね!
最後は石鹸できれいに洗い流してピッカピカになりました。

幼児期の活動は、自ら興味・関心をもたない事物に対しての学習効果は皆無に等しく、それを強制した場合には育つべき主体性を損なうなどの大きな弊害が生じると岸井勇雄氏は著書の中で述べています。
「楽しかった!またやりたい!」
そのような興味関心が子どもたちの中に芽生えた活動になりました。

今後もお家ではなかなかできないような活動にたくさん取り組みますのでお楽しみ!!