夏休み造形教室では蜜ろうクレヨン作りを行いました。
材料さえ揃えればご家庭でもとても簡単に作ることができます。
日頃使っている画材が、手作りできるのを知るにはとても良い教材です。
このような体験から物作りについて知り、興味を持つことが子供時代は必要です。
時間のたくさんある夏休みにお家でも実験制作してみてはいかがでしょう。


まずは、原料の蜜蝋です。
アトリエでは、昨年度蜜蝋キャンドルを作っているので、それに参加したアトリエ生は蜜蝋のことをよく知っています。
今回は、チップ状になったニュージーランド産の蜜蝋を使いました。


顔料を量ります。
今回は、赤・青・黄色・紫・オレンジ・緑の6色を作ります。


顔料にオイルを加えます。


顔料とオイルが均等に混ざるようによくかき混ぜます。
混ざったところに溶かした蜜蝋を加えてすばやく混ぜ、型に流し込み熱が冷めるのを待ちます。
徐々に固まってきます。
熱くなくなったら型から出して出来上がり!

今回は顔料を使いましたが、クレイを使っても自然な色が表せます。
だいぶ前の講座ですが、自然のクレイを使い蜜ろうクレヨンを作ったことがあります。
クレイにはいろいろな色があります。
白、ピンク、緑、赤茶などなど。。。
顔料とはまた違った色合いが楽しめますよ。

【蜜ろうクレヨンandy-z style】
材料
・蜜蝋 10グラム
・顔料 5グラム
・オイル 5グラム

用意するもの
・紙コップ 蜜蝋・顔料・オイルを量ったり混ぜたりする。
・アイスの棒 混ぜるのに最適。工作材料として市販されています。
・シリコン型 いろいろな型で作れます。手軽なところでは、100円ショップで手に入るおかずカップや製菓道具がおすすめ。
今回は丸型で作りましたが、フィナンシェの型は四角くサイズもちょうどよいのでアトリエではよく使っています。
・デジタルスケール 材料を量ります。
・アルミの使い捨てプリンカップ 蜜蝋を溶かすのに最適です。
・ホットプレート 蜜蝋を溶かすのに使います。ホットプレートの上にアルミの使い捨てプリンカップをのせて蜜蝋を溶かします。
この作業は、必ず大人と一緒に行いましょう。カップと蜜蝋はかなり熱くなりますので火傷に注意しましょう。

楽しく作ったら、お絵かきをしてみましょう!

いつもと違う描き心地かもしれませんよ。
ということは違う描き方ができるということ。
色々な使い方を発見してみてください!