Salon de andy-zの幼稚園クラスってどんな活動をしているのかしら。。。
お問い合わせいただくことも多くなってきましたので、ご紹介いたします。
当アトリエの幼稚園クラスは、年中さん、年長さんのミックスクラスです。
年中さん何名、年長さん何名と構成人数は決まっているわけではありませんので、年により年長さんの多い年、年中さんの多い年といろいろです。
ですので、新年度で空席が出る人数もその年年で変わってきます。
また、年少基礎造形クラスからの進級継続のアトリエ生の有り無しでも、新年度の募集人数も変わってまります。
2024年4月からのお稽古スタートについては、2月1日(木)から募集についてお知らせする予定にしています。
それでは、幼稚園クラスのとある1日と題してご案内させていただきます。
幼稚園クラスの活動は木曜日・金曜日の午後2時50分〜4時20分です。
アトリエに到着すると、静かに本を見て落ち着く時間にしています。
入室していきなりスタートではなく、落ち着いて制作できるように、心静かに準備する時間にしています。
月初めに必ず自分のスケジュール帳を作ります。
自分のお稽古日を把握することも目的の一つですが、数字を見て真似することからよく見るという練習をしています。
数字そのものを教えているわけではありません。
あくまでも形を見て真似ることを目的にしています。
また、縦線横線を書く練習にもなります。
スケジュール帳のルーティンを進めていくと、見て書く、ビニールファイルに入れる、ファイルするために紐を穴に通す、結ぶことが徐々にできるようになってきます。
月に1回のことですから、爆発的にできるようになるわけでありませんが、ご家庭で練習してくださる方はできる様になるのも早いようです。
ファイルの穴に紐を通しています。
紐通しも小さな子には難しい作業で、ファイルの向きや穴を通す方向によって正確にファイルできない場合もあります。
失敗しながらでも徐々に理解し小学校入学前くらいには、最初から最後まで自力でできるようになるので、コツコツと取り組む大切さを実感します。
大人がやれば直ぐにできる作業でも、子どもにとってはとても時間のかかるものです。
ゆっくり見守ることが大切です。
この日の課題は、「ぶどうを見て描く」というものでした。
立体のものを平面に描くのはとてもむずかしいのですが、小さい頃から慣れ親しんでおくと良いでしょう。
感じたように、自分の目で見たように表す練習です。
もちろんそのものズバリは描けませんが、一生懸命取り組む姿勢ややってみようという気持ちを大切にしたいものです。
この年代では、仕上がりの良さというよりは、チャレンジしたことを褒めています。
よく頑張ったね!
この色はどうやって作ったの?とてもきれいだね!
形をよく見れたね!
美味しそうに描けたね!
良いところを見つけて声をかけています。
お片付けも自分で行います。
この日の絵の具は、絵皿を使いましたので、大きいバケツの中へいれます。
絵の具も色々なものを使っていますので、その都度片付け方は変わります。
何回か経験すると最初から最後まで自分で片付けることができるようになります。
筆を洗い、バケツの水を捨て、バケツの水分を雑巾で拭き、筆洗いバケツを所定の場所に置き、雑巾を畳んで所定の場所に置く。。。
以上がルーティンですが、段々とできるようになります。
保護者の方からは、「できるでしょうか。。。」「できないと思うのですが。。。」という言葉を頂きますが、今まで寄り添ってきた経験上、必ずできるようになっていますので、心配はしていません。
その子その子のペースでできるようになっていますので、長い目で見ていただけると良いかと思います。
1回やったからと言ってできるようにはなりませんので、やはりコツコツと取り組むことが上達への早道と言えます。
子どもたちは素直ですから、「こうしてみたらできるんじゃない?」とか「こうするとこうなるよ」というお話を聞いてチャレンジしてくださいます。
素直さも大切にしたいですね。
お片付けが終わったアトリエ生から折り紙活動をしています。
「目指せ!折り紙マスター」という活動を以前から行っています。
この活動は、折り図を見て自分で折る練習になります。
折り紙本を見ながら折るのは難しいように見えますが、慣れてくるとどんどん折れますし、主体的活動になるため子どもたちは自ら進んで折り紙に取り組んでいます。
こちらの活動はアトリエにいるときだけですので、お家で折ってくることもないですが、本を見て折れるようになった子たちは、お家でも自分で本を見ながら折っているようです。
目的は、折れるようになることではなく折り図の理解です。
図が理解できれば、自ずと折れるようになります。
それぞれが自分のペースで活動していますので、皆一緒というわけではありませんが、それぞれが自分のペースでやることにも意義があると考えています。
お迎えの時間まで自由時間があります。
この日は、クロッキー帳に自由お絵かきの時間でした。
日によって自由時間がある時とない時がありますが、自由時間は子どもたちにとってお楽しみの時間となっているようです。
一人のアトリエ生が線を書いて迷路遊びを始めました。
「一緒にやろう!」
楽しく迷路遊びをしてお迎えの時間になりました。
アトリエ生の作品や活動をインスタグラムで発表しています。
制作は多岐にわたりますので、ご参考までにご覧いただければと思います。
幼稚園児の方向けには水曜日個別指導もございます。
どうしても母子分離できない、グループ活動が苦手、親子活動を希望しているなどの方は、こちらの枠がおすすめです。
メリット・デメリットなどありますが、詳細はこちらを御覧ください。