今週から2018年のアトリエのお稽古がスタートしました。
年明け最初のお稽古は恒例の「福笑い」です。
福笑いは、日本の伝統的なお正月遊びの一つです。
顔の輪郭が描かれている紙に目・鼻・口・眉毛などのパーツを目隠しをして配置していく遊びです。
小さいこどもからお年寄りまで一緒に楽しめる伝統遊び。
本来は、お多福やひょっとこの絵柄ですが、アトリエでは自分の顔をモチーフに作ります。
【小学校2年生】
【小学校4年生】
【小学校1年生】
【幼稚園年中さん】
それぞれの年齢で出来上がりは異なりますが、それぞれが一生懸命つくります。
学年が上がるに連れ、デザインが凝っていくのがわかります。
考えられることやできることが増えていく発達の道筋がわかります。
制作も楽しいですが、出来上がった後にみんなで遊べるので大変盛り上がります。
様々なルールが有るようですが、アトリエではみんなが楽しめるように勝敗はありません。
アトリエルールは次のようです。
・プレイヤーに顔のパーツを渡してあげる。「これは口だよ」というようにです。
・プレイヤー以外の人は、顔のパーツが正しい位置におけるように言葉で誘導してあげる。
面白い顔になってもならなくてもとても盛り上がります。
小さい子は、相手の立場になって物事をまだ考えられないので、うまく誘導ができません。
右や左の理解がまだまだの子もいますから、
「あれ?どっちだっけ?」となることもありますが、
「わからなかったら別の言い方もあるよね。」
と促します。
右側にお友達がいれば、
「〇〇ちゃんのいる方向だよ。」
という教え方もあります。
そういったコミュニケーションのとり方を、大人が教えてあげる良い機会にもなりますね。
だんだん慣れてくると誘導の仕方も的確になってきます。
また、自分がプレイヤーとしてお友達の誘導を聞く機会が多ければ、どのように説明してあげたら理解できるかも自ずとわかってきます。
どんな顔ができても大笑い!!
笑う門には福来たる!
今年も笑顔あふれるスタートとなりました。
皆様、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。