先日の親子クラスでのテーマは「顔」。
2歳代になるとだんだんと描く丸も閉じてくるので、丸を用いた表現ができるようになってきます。
この頃の幼児の絵は、国境を超えて似たような表現になります。
人の顔というのは、幼児にとってはとても身近なものです。
なんと、生まれたばかりの乳児ですら、大人の顔を認識しているというデータがありますし、生まれてから今までとても身近な題材として触れ合っているのです。
親子クラスのMくんはとても温和な男の子で、アトリエに来るとキチンと座って制作に取り組んでいる時間が長いお子さんです。
とは言えこの年代は、その日の気分や興味のあるなしに左右されることも多く、同じお子さんでもその日の制作に向かえる時間はまちまちです。
しかし、興味の対象がその日の課題にピッタリマッチすること、そしてちょうどその成長の過程でドンピシャな課題であった場合、40分位の集中ができるという事実を見ることが出来ます。
今回がまさにそういったミラクルなお稽古日となりました。
もちろん親子クラスですから、ママと一緒に制作に向います。
このお稽古の目的は、とにかく親子で楽しく取り組むこと。
ママも手を動かします。
子供と力を合わせて課題に取り組むことで、お子さんはママと一緒に造形あそびをしているという認識になります。
この頃はママと一緒に何かをやることが大好きな子供の特性を活かしてお稽古をすることが大切です。
ママが先生役になるのではなく、一緒に作り上げていく。。。
そんな時間は一瞬で過ぎていきます。
この日は、みんながハッピーな気持ちになったお稽古でした。
Mくんが描いてくださったお顔は、とても身近な方々のようです。
描いているときは、その人のことを思って描いています。
人のことを想うというのは、とてもステキな体験です。
当アトリエのママと一緒にアートクラスでは、完全個別指導でお子様の発達に寄り添いながら、ママへの造形教育指導を兼ねています。
ですから、その子その子の様子を良く見て、お出しする課題も皆異なります。
今までのOBOG生の習得の様子を拝見すると、皆が造形を好きになりメキメキと上達しています。
ママと一緒にアートクラスの詳細はこちらより御覧ください。