若手作家の登竜門として知られる公募展「学展」。
お盆休みの間に、国立新美術館へ「第76回学展」の展示を見に行ってまいりました。

当アトリエでは、毎年希望者のみがこの「学展」にチャレンジしています。
今年は、初めて大きなコンペに挑戦する子や、毎年意欲的にチャレンジを重ねている子など、それぞれの立場や状況の中で子どもたちが向き合いました。

みんな、これまでにないほど大きなキャンバスを前にし、戸惑いながらも思い思いの作品を精一杯描き上げました。
その結果、入賞2名、賞候補入選1名、入選1名という素晴らしい成果をいただくことができました。

小さな小さな個人アトリエである当アトリエにとって、この快挙は本当に誇らしく、長年指導を続けてきた私にとっても、嬉しさと感動でいっぱいの忘れられない夏となりました。

【受賞者・入選者のご紹介】

  • 入賞:中学生の部  中学1年生・そうたくん
  • 入賞:小学生の部  小学3年生・こうたくん
  • 賞候補入選:小学生の部  小学4年生・かなたくん
  • 入選:小学生の部  小学6年生・あずさちゃん

コンペティションである以上、どうしても結果(評価)はついてきます。
しかし、何よりも大切なのは「新しいことにチャレンジしようとする気持ち」だと私たちは考えています。

普段よりもずっと大きなキャンバスを前にしたとき、子どもたちは口々に「自分にできるかな…」「ちょっと難しいかも…」と不安をのぞかせます。
それでも、持ち前のやる気とチャレンジ精神で「えいやっ!」と勇気を出し、自分の殻を一枚破るようにして最後まで描ききっていきます。

そして、国立新美術館という素晴らしい大舞台に自分の作品が飾られているのを目の当たりにしたとき、子どもたちの表情や心の内には、今までとは少し違った誇らしさや新たな感情が芽生えます。
「次はもっとこうしたい」「他の人の作品を見て刺激を受けた」と、毎年チャレンジを重ねるごとに表現者としての深みが増していく姿を見られることも、指導者としての大きな喜びです。

「毎年結果発表や展示を家族で楽しみにしています」と温かいお言葉をかけてくださる保護者の方々も多く、評価そのもの以上に、そこへ向かうまでのプロセスに寄り添うアトリエでありたいと思っています。

今年も子どもたちに素晴らしい発表の舞台を用意してくださった「学展」スタッフの皆さまに、心より感謝申し上げます。
また、いつも温かい目で見守り、アトリエの活動を支えてくださる保護者の皆さま、本当にありがとうございます。

これからも、子どもたち一人ひとりが「新しい表現」にワクワクしながらチャレンジできる環境を大切に育んでまいります。
引き続き、温かい応援をよろしくお願いいたします。