5月の連休も明けて夏休みまではフルに活動する時期になりました。
アドバンスクラスでは、模写に取り組んでいるアトリエ生が多くいます。
『andy-zは好きなように描くアトリエではないの？』
いえいえ、そういう課題もありますが、それだけではなく基礎を学ぶ課題もあります。
模写から構図や描き方、作家について知ることもできます。
自分の世界観とは異なる先人たちの作品を見て知って、どういう気持ちで描いたのか、またなぜこの絵を描いたのかを感じたり知ることもできます。
作品の時代背景なども知ることができるでしょう。
作品を通して簡単ではありますが美術史にも少しだけ触れ合うことができます。
古いものを知り新しいものを作り出す手立てとなれば幸いです。
模写についてはアトリエでは有名な画家の作品をピックアップして、画集などを見ながら取り組んでいます。
幼稚園クラスの時代から模写は取り組んでいますが、最初からめちゃくちゃ難しいものには取り組みません。
例えば小さいクラスですと、パウルクレーとかワシリーカンディンスキーなど、簡単な形で表現されている色彩が豊かな作品などに取り組んできました。
小さいクラスの子でも楽しく取り組んでいる姿を見ています。
模写は意外にも男子に好評です。
アドバンスクラスは高学年でもお稽古を続ける熱意のある子達ばかりですので、自分の課題と静かに向き合う姿があちこちに。。。
好きなことに取り組むことで自分自身と向き合う時間がある子は、間違いなくほかの学習へも良い波及が見られます。
近年アドバンスクラスの年齢になってから、当アトリエのお稽古をスタートさせる方が増えており驚いているところですが、お稽古事に対する保護者の考え方も時代に伴い変化しているのでしょうね。
アドバンスクラスは土曜日に開講しています。
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