8ヶ月くらいから色の3原色がわかり、1歳代では7色の色を見分けられると言われています。
言葉が出るようになって赤・青・黄という言葉と色そのものがつながると、ママとのコミュニケーションも一層楽しくなってきます。

様々な色合いのスティックを並べる。それぞれの個性が明らかに。
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赤ちゃんの頃は、はっきりした色を識別すると言われているので、赤ちゃんや幼児の玩具はそういった色彩を使っていることが少なくありません。
スイスのネフ社、ドイツのベリ・デザインなどの玩具メーカーのおもちゃはカラフルで子どもも大人もうっとりするような色合いのものが多いといえます。
世界最初の幼稚園を作ったフレーベルが考案した「 Froebel Gifts」でも三原色三補色を基本色としています。
またモンテッソーリ教育の教具からも同様の色合いを見ることができます。

【Naef】

【Beli Design】

【フレーベルのFroebel Gifts[恩物]】

色の基本は赤・青・黄で、基本三原色といいます。
赤と青を混ぜると紫に、青と黄を混ぜると緑に、黄と赤を混ぜるとオレンジになります。
これを色相といいます。
また色は、明度、彩度によって変化します。
明度が高い低い、彩度が高い低いという言い方をします。
アトリエでは、混色の学習の一環として行っています。

*フレーベル 
フレーベルはドイツの教育学者。
ペスタロッチ(スイスの教育実践家)の思想に影響をうける。
世界最初の幼稚園を作り、幼児教育の父と言われる。

*モンテッソーリ教育
マリア・モンテッソーリ(イタリアの医学博士・幼児教育者)によって考案された教育法。
昨今では将棋の藤井聡太棋士がモンテッソーリの教育を受けたことで脚光を浴びた幼児教育法であり、日本でも導入している幼稚園が各地にある。
世界七大教育法のうちの一つ。