今年度の年少さん基礎造形クラスがスタートしています。
入室のときもすんなりママとバイバイできるようになりました。
今日は絵の具での制作です。
とにかく手を動かしていろいろな線を描く、色の混色を楽しむことに没頭しました。
直線的に腕や手を動かしたかと思うと、くるくると器用に腕を動かして丸を描いてみたり。
色を重ねてぐちゃぐちゃと混ぜてみたり。
「色が変わったよー!!」
「線が繋がったよー!」
自分の手を動かした軌跡を見ながら色々と感じる時間です。

アトリエでは、この年代に様々な線を自由に描くことがとても大切だと考えています。
大人は具象的な形を表せることに反応しがちですが、幼児時代は形にならないワークをたくさん体験することがとにかく大事です。
たくさんの線を自由に描いていくことで、自分の手や腕をどのように動かせばどういう線が描けるようになるということを子ども自身が体得していくのです。
大人の役目は、子供が自由に制作に没頭できる環境を整えること、寄り添いがtoo muchにならないように気をつけること、愛情を持って褒めることでしょうか。
ママとアトリエとの連携も重要です。
基礎造形クラスでは、その子その子のできること、できないこと、できそうなことを家庭とアトリエ両方で共有しています。
ですから毎年同じカリキュラムことではなく、その年に集まった子たちの様子によって臨機応変に変えています。
課題内容は同じものもありますが、課題を出す時期を変えることもあります。
そういう教室もあっていいと思います。

年少さん基礎造形クラスについてはこちらを御覧ください。